3月11日、朝は穏やかで、娘たちも何の心配もなく学校に行き、主人も朝早くから白鳥の写真を撮りに出かけていました。 午後14時30分頃、いきなり大きな揺れがきて、棚のものが落ちる音と割れる音がしても、動けずじっとしていました。
しばらくしてやんだと思い動き始めたらまた揺れて・・・
事務所はマンションの3階だからとにかく地面が水の上にいるような頼りない状態でした。
すぐにお姑さんから電話がきて、「怖くて外に逃げた」と言われ、ほっとしていたら、もうその後はメールも電話もつながらなくなりましたが、かろうじてつながったところで、長女は学校から出れないし、次女は同じ方向の人が車に乗せてくれるということが確認できたので、長女を迎えにいき、次女とももよりの駅で拾って、家でおばあちゃんと抱き合って喜びました。
幸い、家はとくに何か倒れることもありませんでしたが、もうもともと傾きかけた家なので、いつどうなってもおかしくありません。
長女の高校の卒業式は、一時は延期になりましたが、今日、中止が決定されました。
そのことがとても残念です。
また、昨日は出かける用事があったので、帰りにスーパーによったら、ものの見事にお米、パン、カップ麺がまったくありませんでした。
また、中で会った次女の同級生の話では、救急車のガソリンもたりないとか・・・・
だからスタンドも営業停止になっているところが多いと聞き、不安になりました。
いまあるガソリンは、いざ避難のときに確保しなくては・・・・
更に今日から連番停電が実施され、うちは18時30分から22時が順番になりました。
とにかく、皆で布団にくるまり、柔軟剤の空き容器にお湯を入れて即席湯たんぽを作って暖を確保しようと思います。
いつか「こんなこともあったね」と笑える日を信じて、うちより大変な人がたくさんいることを肝に銘じて、家族一致団結で乗り切りたいとおもいます。